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障害をもつ人の学習権保障とノーマライゼーションの課題

障害をもつ人の学習権保障とノーマライゼーションの課題

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在庫
内容
小林 繁
狭山トオル
2010年3月
9,030円(本体8,600円)
A5判 264ページ 上製本
978-4-8462-0368-9
在庫あり
生活と就労に関わる制度的保障および具体的支援のあり方とあわせてノーマライゼーションの視点から、学習機会から相対的に疎外されている障害をもつ人の学習権保障の課題と展望を考察する。
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■著者略歴

小林 繁(こばやし・しげる)
1954年、福島県まれ。
東京大学大学院教育学研究科博士課程単位取得退学。 現在明治大学文学部教授。
【主要著書】 『君と同じ街に生きて―障害をもつ市民の生涯学習・ボランティア・学校週五 日制―』(編著,れんが書房新社,1995)、『学びのオルタナティヴ』(編著,れん が書房新社,1996)、『この街がフィールド―障害をもつ人の生涯学習ハンドブ ック―』(編著,れんが書房新社,1998)、『学びのトポス―社会教育計画論―』 (クレイン,2000)、『学びあう「障害」』(編著,クレイン,2001)、『現代社会教育 ―生涯学習と社会教育職員―』(クレイン,2008)、ほか。

■目 次

はじめに

序章 障害をもつ人の生活と学習をめぐる基本問題
(1)この間の障害者福祉政策の問題と課題 (2)国際的動向と社会福祉基礎構造改革 (3)自立支援法をめぐる問題 (4)障害をもつ人の主体的力量形成にむけて

第1章 障害の視点から見た学習の意味と役割
第1節 自立とコミュニケーションを支える学習 (1)学習文化保障の基本的視点 (2)学習文化支援をめぐる課題 (3)「障害」とは何かをめぐって 第2節 差別の問題と文化的生存権 (1)差別の現代的位相 (2)優生思想に見る差別の諸相 (3)障害者の権利宣言および障害者の権利条約の意義 第3節 人権としての教育を受ける権利 (1)憲法第二六条の意味と意義 (2)教育基本法「改正」をめぐる問題と課題 (3)ある裁判の事例から

第2章 障害をもつ人の学習文化のニーズ
第1節 各地の調査から (1)名古屋市内の調査 (2)青森県での調査 (3)世田谷区での調査 第2節 障害別に見た特徴と課題 (1)日常生活における問題 (2)社会からの隔絶感や疎外感 (3)生涯学習社会の実感の有無について (4)パソコンの利用状況 (5)パソコン利用による生活上の変化 (6)今後の課題について 第3節 知的障害をもつ人の学習文化保障の課題 (1)調査の概要 (2)余暇の過ごし方の状況 (3)余暇の充実感をめぐる問題 (4)必要な社会的サービスや条件について

第3章 障害をもつ人の学習文化支援の動向と課題
第1節 全国市町村教育委員会での調査の趣旨と概要 (1)東北地方の動向について (2)特殊教育研究所での調査 (3)市町村の障害児・者の生涯学習に関する調査の概要について 第2節 障害児・者対応事業の実施状況 (1)学校週五日制対応事業の有無 (2)障害をもつ人に対応した事業の有無 (3)協力および共催団体について 第3節 障害をもつ人を主たる対象としている事業 (1)事業への参加条件 (2)事業実施の理由 (3)事業実施の目的と主な内容 (4)事業の開催場所と広報手段 (5)事業の開催回数と曜日および時間帯 (6)事業の際の送迎について (7)企画・運営における中心メンバーと協力者 第4節 障害児・者対応の事業をしていない自治体の状況 (1)事業をしていない主な理由 (2)今後事業を行うために必要な条件 第5節 他部局・団体での取り組み状況 (1)事業の有無について (2)教育委員会の関わり方 第6節 自由記述について 第7節 調査結果から浮かび上がった課題と可能性 (1)学校週五日制対応の事業 (2)障害をもつ人に対応した事業の実施状況 (3)学習権保障の視点の必要性 (4)ノーマライゼーションとポジティブアクションの視点 (5)障害をもつ人の学習文化活動を支援するための課題

第4章 注目すべき取り組みから学ぶ
第1節 障害者(青年)学級および講座等の取り組み (1)障害者青年学級の成立と展開 (2)青年学級の広がりと主体的な活動の模索 (3)本人参加からサークル活動へ (4)講座等の取り組み (5)デンマークでの経験から 第2節 社会教育関係施設・機関での対応 (1)これまでの取り組み (2)利用の実態と課題 (3)アウトリーチサービスの取り組み (4)障害の理解とノーマライゼーションにむけて 第3節 高等教育機関での取り組み (1)オープンカレッジの試み (2)大学での障害をもつ学生への支援 (3)諸外国での学生支援 第4節 障害をもつ子どもを支援する地域での取り組み (1)障害をもつ児童の放課後支援 (2)共同学童保育所「翼クラブ」の取り組み (3)地域における連携と協同の試み

第5章 障害をもつ人が働く喫茶コーナーの可能性
第1節 障害をもつ人が働く喫茶コーナーとは (1)成立と多様な広がり (2)全国の喫茶コーナーの調査概要 第2節 設置状況と運営形態について (1)開設年と全国の設置状況 (2)設置場所と運営形態など 第3節 働いている障害をもつメンバーの状況 (1)年齢構成と障害の状況など (2)喫茶コーナーで働くための条件 (3)メンバーの出身先 第4節 喫茶コーナーでの仕事内容と労働条件 (1)主たる仕事内容について (2)勤務形態と体制 (3)営業時間および報酬 第5節 利用客の状況 (1)利用する客層について (2)客の反応について (3)利用客数 第6節 運営状況と設置目的および課題 (1)運営資金と運営状況 (2)喫茶コーナーの役割および目的 (3)運営において特に力を入れていることやセールスポイント (4)喫茶コーナーの運営における問題や課題 (5)デンマークでのカフェの取り組み 第7節 全 国喫茶コーナー交流会の取り組みから見えてきた喫茶コーナーの意味と役割 (1)交流会の成立と展開 (2)喫茶コーナーのもつ教育学習的機能への視点 (3)喫茶コーナーの性格と機能をめぐっての議論 第8節 喫茶コーナーのもつ豊かな可能性にむけて (1)喫茶コーナーの原点を考える (2)「わいがや」が示唆する論点 (3)多様な構造をもつ場(トポス)として

第6章  精神障害者の社会参加と自立を支援する学習文化支援の課題
第1節 問題の設定 第2節 この間の精神障害と精神医療および福祉をめぐる問題 (1)障害者基本法と精神保健福祉法成立の意義 (2)精神障害の固有の問題と課題  (3)精神障害者福祉施策の進展と新たな取り組みの課題 第3節 べてるの家の活動とそれを支える地域のネットワーク (1)成り立ちとその後の展開 (2)活動の広がりとつながり (3)出会いと支えあいのネットワーク (4)地域への軟着陸をめざして 第4節 リハビリテーションからコミュニケーションへ (1)生命線としてのミーティング (2)SSTの方法と意味 (3)問題を掘り下げる (4)SSTから当事者研究へ (5)当事者研究の流れとポイント 第5節 豊かな場(トポス)づくりと場の力 (1)言葉を変え、問題と向きあう (2)言葉を拓く磁場としてのトポス (3)専門家の専門性をとらえ返す場づくりへ

おわりに

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